『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

にいにのモンテジア骨折1月針金抜いたよ!

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続きです。

年が明けてすぐ、いよいよにいにの右肘から前腕部にかけて埋まっていた針金を抜くことになった。
外来でやる。点数的には手術になるが、なんと「ペンチで抜く」のだ。にいにの右肘の状態を何か別の状態に例えるとすると、「アイスピックなどの鋭利な刃物が肘に突き刺さっている」ような状態だった。

私は当初そこまで長大なモノが刺さっているとは思っていなかった。そこまで長いとは認識していなかったのだ。
結局、刺さっていた3本をそれぞれ抜くのに外来2回、1週間かかった。にいにが痛みなどに怖がったためだが‥‥‥‥





にいにの右肘から抜いた針金たち
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初音ミク人形と比較するとその長さが分かる。
一番長い針金はゆうにシャープペンシルの長さを超えている。
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ペンチで抜去するとき実際に立ち会ったが、にいにも激痛だったようで苦悶の表情をしていた。こんなにも長い針金だとは思わなかった。あまりの長さに思わずギョッとしたが、出血も多少はあったがさほど多くはなかった。

この3本の針金を抜き終わると次はリハビリに入る。リハビリは週2回、リハビリ設備のある別の整形外科に通うことになった。回数も多く、仕事に復帰したパパはなかなか付き添えないので、おばあちゃんでも付き添いやすい駅前の整形外科にした。今かかっているところは大学病院だが、交通の弁が悪くおばあちゃんとにいにだと大変だからだ。

リハビリはいつも平日の午後4時〜5時という時間だったので、結局パパは一度も付き添えなかったのでずっとおばあちゃんとにいにの2人で行ってもらった。

昨年夏に骨折した左肘も気になる。
昨年秋に、固定していたワイヤーを抜去する手術を受けた。
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↑改めて見返すと物凄い拙い文章だ(^_^;)




そのときに抜去したワイヤー
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抜去したワイヤーはすでに二分五裂しており、左肘に埋め込まれていた面影は感じ難かったが、異物が埋め込まれていたにいにの苦労は想像を絶する。このときも記念にもらっていたのだ。最近思い出したが。
本来ならこの手の手術、最初の手術の6ヶ月から1年後にワイヤーの抜去手術を行うというが、子供の場合、骨の癒合回復も早くワイヤーが癒着しがちなので抜去手術早くなりやすいそうだ。

にいには秋に抜去手術を受けた。そのときはまだママも元気だった。
現在の左肘の状態だが、手術で大きく傷跡が残り、皮膚が引っ張られるのか違和感を感じるようだ。右肘も痛みが残っているという。経過は良好であると先生から言われ次回診察は年末となった。(5/21経過観察のため診察)



余談だがこの時(昨年秋の左肘ワイヤー抜去手術)連休もらった後上司に苦言を呈された。端的に「休暇の取りすぎだ」みたいな‥‥‥‥休暇を取っても妻の死という未来を防ぐことが出来なかったのだが‥‥‥‥妻の死後上司から慰められたが‥‥この上司の言葉は全て空虚に感じた‥‥


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