『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

理想の夫婦とは?

私達夫婦は理想の夫婦だと思っていた。

#シュガラお題「理想のコンビ」



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妻とは就職後約20年、そのうち約13年、就職してからの大半を一緒に過ごしてきた。こういうのを二人三脚というのだろうか。

私達夫婦は三人の子宝に恵まれた。私は仕事に励み若くして望外な出世をした。郊外に一戸建てを購入した。

絵に描いたような幸せな家庭に見えるだろう。だが、その実、私は仕事にのめりこむことで家庭を顧みず、長年、妻に家事育児において過重な負担を強いていた。まさに砂上の楼閣を築いていたに過ぎなかった。


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新婚当時は、幸せなオーラを周囲に撒き散らしながら惚気まくり、後輩(女性だったが)からは『先輩の家みたいな理想の夫婦になりたい』と言われ、【理想の夫婦】という言葉に心躍らせ、誇りに思っていた。

だが、それは『夫は仕事に出て、妻が家庭を守る』という昭和的な古い考えが根底にある男社会の職場での典型的な例だった私たち夫婦の姿と、当時の価値観・職場で、仕事に打ち込みつつ惚気る私の話に幻想を抱いていたに過ぎないだろう。

理想の夫婦とはどんな夫婦を言うのか私は今その答えを持たない。妻とは、最後まで仲は良く夫婦円満だと思っていたが、妻を喪った今はどんな言葉で飾っても虚しく響く。

しかし、今まで、病める時も健やかな時も2人で歩んできた道のりは消えやしない尊いものだ。
妻という大切な相棒を喪い、これからは独りだ。

独りで歩む道のりにどんな困難が待ち受けているかはわからない。まだ、独りで前へ進めるほど強くはないけども、前へ向くことが妻への供養になると信じている。


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初代は家族皆で鑑賞した。この映画も今週末には観に行きたい。ラルフとヴァネロペはどうなるのか興味津々だ。


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