『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

12月1日妻が倒れた(4)

しばらくの間、目の前の否定したい現実に目を背けていたが、いつまでもこうしているわけにもいかず、決断しなければならないと覚悟を決めた。 義父母に「おとうさんおかあさんもう‥‥」このぐらいしか言えなかった。果たして伝わっただろうかと懸念したが、続…

12月1日妻が倒れた(3)

妻が倒れた連絡から1時間半あまりして病院の救命救急センターに到着した。すぐ中に通されるかと思ったが、しばらく待たされた。こういう時、親族等の到着を待ち、蘇生措置の中止・死亡確認を行うものと思っていたので、私待ちだったかと思ったが、待たされる…

12月1日妻が倒れた(2)

妻が意識不明の重体(心肺停止)である連絡を受けて、職場だったため離れた距離の場所にいることを絶望感とともに告げ、とにかく駆けつけることにした。職場の上司に伝え、帰らせてもらうことになったが、妻の重体を知り動揺する私に「こんな時こそしっかりし…

12月1日妻が倒れた(1)

その日私は朝早く仕事に行くところだった。妻は朝早く起きてくれ、私のためにおにぎりを握って持たせてくれた。妻が握ってくれたおにぎりはとても美味しくていつも頼んでしまう。おにぎりを受け取り「行ってきます」と妻に言い仕事のため家を出た。 昼にショ…

最愛の妻との死別 突如父子家庭に

このブログを開設したのは、喘息による突然死で、余りにも早く妻と死別したもののそれを受け入れられない自分。 それでも、日常に戻り、父子家庭としての日々の生活、育児、仕事をしていかないといけない中で、もがき苦しみながら鬱々した思いを綴ろうと思っ…