『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

保育園でお別れ会‥‥ちょっとハプニング(2)

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続きです。

歌については、あとで、資料を頂けることとなった。(4月4日保育園との話の結果)

けんけんは、いつもは折にふれよく口ずさんでいたが、このときは恥ずかしいのか緊張するのか不思議と声が出てこなかった。周りの子も同様にあまり声が出ず、園児の大合唱で保護者が感動!」とはいかなかった。この歌「パパ見て〜、ママ見て〜」というような歌詞があり、園児みんなで大合唱されたら号泣ものだったが、いつもと違う雰囲気だったため、保育士さんたちが歌うのみで、私も歌えるほどには覚えてなかった。





しかし、周りを見回すと、パパママで参加している家族が多く、園児も恥ずかしがりながらもどの子も嬉しそうだった。私の目に映るのは絵に描いたような「幸せそうな家族」だった。
私の心には、トゲ?ヤリ?なんだか分からない感じのものがドンドングサグサと心に刺さっていく‥‥‥‥

鬱屈した暗い思いと羨望の思いが心を支配する。けんけんは健気にニコニコしているが、この子には母親がいない。あの子にもその子にも子を愛する母親がいる。少なくとも私にはそう映る。この子は母親を失っている。どうしてこの子にはこんな残酷な運命が降りかかるのだろうかと思ってしまう。この現実が、今後私は元より、この子にガンガン降りかかってくるだろう。そのとき私はこの子をしっかり支えていけるか、導いていけるかいまいち自信が持てない。自分自身途方に暮れており、この先の人生に希望が持てないからだ。子供達には悪いがそこまでの気力は正直無い。

お別れ会も終盤に近づこうとしている。とにかく、お別れ会に水を差さないようにしようと、つい暗くなりがちな心を切り替える。最後にけんけんと室内の壁などに隠されたシールを探して、紙に貼る。色々な場所を探して、シールを紙に貼って完成だ。
兎にも角にも楽しげなお別れ会もまもなく終わりだ。時計を見ると既にもう7時だ。コートを取りにいかねば。




お別れ会最後に保護者挨拶があった。私の順になる‥‥‥‥「ママを12月に亡くし、1月からお世話になりました。4月から転園をします。短い間でしたが本当にありがとうございました。」

簡単ではあったが感謝の気持ちを込めて挨拶した。

さて、保育園を後にし、電車に乗り、3駅先のターミナル駅を目指す。ホームの駅員室で預かっているそうだ。

電車を降りてすぐの位置に駅員室はあった。身分証として免許証を提示して、コートを受け取った。ヤレヤレƪ(˘⌣˘)ʃといった感じだ。このコートは、確かママに見繕ってもらった春物コートだ。ららぽーと新三郷か柏の葉で購入した「ZARA」のコート。もう数年経つし決して高価では無かったが、春や秋に使い勝手が良かったコートだ。背広の上に羽織るも良し、私服のときの上着にもなる。大切なコートだ。

‥‥‥‥‥‥運行中の電車からの忘れ物の回収は、自分が電車に乗っているときに、電車が駅に着いた際に「忘れ物を回収する」旨のアナウンスを聞いたことはある。この場合、下手をすると電車の遅延に繋がるかもしれないが、自分自身がそれをお願いする羽目になるとは思わなんだ‥‥‥‥‥‥


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