『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

にいにの入院看病(4)

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続きです。

11月30日、今日は、ママ体調優れないし、せっかくパパ休み取ったんだからということで、パパがずっとにいにの看病に行くことになった。

パパがにいにの病室に着いてすぐ、にいにの退院の日取りについて看護師さんから話が来た。明日金曜日に退院するか、明後日土曜日に退院するか、だ。要は「明日でも明後日でもいいですよ」ということだ。




にいには明日金曜日退院したいそうだ。パパとしては、明日仕事を入れているので出来れば土曜日がいいと思ったが、にいに早く退院したいと言う。そりゃ出来るだけ早く退院したいよね‥‥ということで明日退院の方向で調整する。まず、ママにお願いすることになるが、退院する場合今のところ昼前の予定であり、退院の手続きだけならそこまで負担にはならないかと考えた。ママもそしたら明日おじいちゃんおばあちゃんを呼び、けんけんのお世話などを手伝ってもらうと言っている。

そして、担当の先生(医師)から、正式に明日退院予定ということで許可が出た。退院後は、家での生活の注意点「転ばない・ギブスを濡らさない」ように気をつけること。お風呂は、ギブスを濡らさないようにビニールで包めば入れる。学校は来週から行って大丈夫だと言われた。

にいに、今日はパパが着く前の午前中検査や診察が色々あって疲れたそうだが、夕食前に熟睡を始めてしまった‥‥‥‥夕食の時点で起こして、食事をさせようとしたがなかなか起きてくれない。テレビをつけてみたら、にいにが毎週欠かさず見ていた「ポケモン」の時間だった。テレビから流れてくるポケモンの音が聞こえたら、にいになんとか起きた。

だが、目の前に配膳された夕食を一瞥するや、拒絶した。目の前の食事や、パパと目を合わさずに布団にくるまってテレビを見ている。今日の病院の夕食メニューは「焼き魚、カボチャ、お吸い物、茹で野菜」だった。せめて、ご飯だけでもと思い、ご飯に、持ち込んでいたふりかけをかけたが、それでも食べない。あまり強く言わないつもりで、諭すように食べるように言うも拒絶して泣き出した‥‥
退院したら、家でちゃんと食べてくれると信じるしかないなぁと思い、「家帰ったら食べるよね?」と聞くも返事が芳しくなかった。「病院食がそんなに嫌か‥‥」と思ったが、どうすることも出来なかった‥‥昼食のときは「鶏肉と豆腐、ご飯」を頑張って食べてたのに‥‥偏食がヒドすぎる。が、にいにも入院生活に嫌気がさしているなぁと感じざるを得なかった。




徒労感を味わいつつ、面会時間終了に伴い帰宅する。明日はにいに退院だ。パパは仕事なのでママにお願いするとして、週末にいにを励ますために何かご馳走などを計画しようと思った。

明日は運命の日
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