『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

にいにのモンテジア骨折(3)

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続きです。

3時間くらい待っただろうか、待合室にいたところ、にいにの手術が終わったと呼ばれたので手術室前の控室に入った。しばし待ち、先生が来た。
「手術は無事終わりました。今、彼の肘は針金で固定しています。急遽行った手術で間に合わせの器具を使用しており、針金の先端が肘から出た状態になってます」
と先生から説明を受けた。何とも痛々しいことだが仕方ない。1週間程度入院して経過を見るという。

麻酔が切れるのをしばらく待ち、覚醒してきた段階で、病室へ行くことになった。移動前ににいにのところへ行き、付き添って病室へ移動する。




にいに薄っすらと意識が戻ってきたようだが、酸素マスクを嫌がる素振りを見せていた。「がんばったね」と声をかけ、一緒に移動する。この酸素マスクは独特の匂いがするのか意識が戻ってくるとにいにいつも嫌がる。「大事なマスクだから付けて」と言っても嫌がる。前回はそれで嘔吐したりしたこともあった。看護師に聞いたら外すのはダメらしい。しばらく首元にかけておいて様子を見てもらう。

入院する病室は小児病棟になった。これでねえねとけんけんは前回と違い面会は出来ないことになる。病室まで一緒に行き、病室でしばらく様子を見ていたところにいにだんだん起きてきた。相変わらず酸素マスクは嫌がっていたがだんだん起きてきたのでパパが「にいに起きた?よくがんばったね」と声をかけたら「d( ̄  ̄)」左手の親指でサインを送ってくれた。喋るのは億劫そうだが一安心し、まもなく12時近くなるので帰ることにし、明日日曜日また来るとにいにに伝えて病室を後にした。

日曜日は、先にママがにいにの見舞・お世話に行くことになった。利き腕の右手が塞がり、食事も不便になる。
先にママに病院に行ってもらい、パパとねえねとけんけんで留守番をする。

家にいたところ昼前に訪問客があった。お隣さんだ。

昨晩パパからママにメールで「お隣さんに、にいにとぶつかった状況を確認して欲しい」とお願いし、ママからお隣さんへ、お子さんとぶつかった結果にいにが大怪我したことを伝えてあった。





お隣さんに、にいにの怪我の状況を説明した。
パパとしては正直複雑な心境だった‥‥治療費は子供は入院しても1日あたり300円なのでそこはあまり問題にならない。するつもりもない。が、にいにが負ったダメージは心身ともに計り知れない。この結果にいにはまる半年体育の授業を受けれなかったり、プール教室を休会したりして我慢が続いたのだし、そもそも、衝突した際のにいにの話を信じるならば後ろからぶつかられて転倒していることになる。いわば追突だ、しかもその後は、倒れて痛がるにいにを上から見下ろして見つめたが、何も言わず行ってしまったようだった。その子はねえねと同級生なのでにいにからしたら年下ではあるが‥‥ことを荒立てる気はないがその辺のことを考えると心情が穏やかではなかった‥‥
端的に「残念です」と伝えた。お隣さんも私の雰囲気を察し「通院等手伝えることがあれば何でも言って下さい。出来る限りのことをします」と言っていただいたので了解した。

先に向かったママから「にいにお昼にチャーハンとシューマイを食べたよ」とメールが来たので折り返し「お隣さんが来たのでにいにの怪我の状況を説明した」旨メールしておいた。
留守番組のお昼は急だったのでラーメン屋に連れて行きパパねえねけんけんでラーメンを食べてお昼にした。

夕方前にママがにいにの病室を出て、パパが交代でにいにのところへ見舞に行くことにした。その際ママからメールで「ティッシュペーパー・コップ・スプーン・フォークを持っていくように」と言われていたので忘れずににいにのところへ持っていくことにした。


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