『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

即日入院翌日手術

旅行から帰った翌日、自宅近くの大きな病院へパパとにいにで行った。山梨の整形外科からもらった紹介状を出して、長く待って‥‥診察を受けた‥‥‥‥結果は‥‥

「今日入院して明日手術しましょう」

薄々覚悟していたが‥‥急だが早い方がいいと思い、お願いする。
肘部分を切開し、ワイヤーなどを巻き固定するそうだ。病室は‥‥‥‥「小児病棟が空いてないので一般病棟で」そう言われた。これはかえって好都合と思った。なぜなら、小児病棟に入ると面会がかなり制限され、小学生以下は原則立ち入れない。以前にいに、ねえねがそれぞれ入院したときは、面会するのに子供を連れて行けずお互い寂しがったりどちらにも付き添わないとならず大変だった記憶があり、一般病棟なら面会の制限がなく、ねえね、けんけんを連れてにいにに会いに行けるからだ。

病室が決まったこと、明日手術を受けることをママにメールで報告し、にいにが「3DS持ってきて欲しい」と言ってることを伝えた。
職場にも連絡し、明日長男(にいに)が骨折手術のため1日休みを追加でもらう。
ママとねえねとけんけんも夕方にいにを見舞う。今にいにとねえねが通っているプール教室に連絡し、にいには当面(約3ヶ月)休会することした。家族みんなでにいにを励ますがにいに落ち込んでる。





翌日手術に合わせて再び病院へ

パパとママでにいにに付き添う。にいには不安そうにしているが、これまで全身麻酔を伴う手術は片手が埋まるほどしている。一回も受けたことないパパと大違いだ。親として麻酔については特段不安はない。本人は毎回不安だろうけど。

手術自体は1時間〜2時間程度の予定。肘を開いてワイヤーなどで骨折部位を整復固定し、縫合して終わりだ。比較的簡単な手術らしいが、全身麻酔をするとなるとどうしても緊張する。
控室でしばらく待つ‥‥‥‥

看護師が来て、終わったと知らせてくれた。手術室まで迎えに行き先生の説明を聞く、手術は上手くいったようだ。ほっとしたが、にいにの左肘にワイヤーという異物が埋め込まれた‥‥‥‥術後の経過によるが概ね6ヶ月から1年後に抜去手術を同様に入院して行うことになるという。
にいにはまだ覚醒していないが、病室に戻る。薄っすら意識が戻り始めており、心配なさそうだ。まずママが先に家に戻り、パパは明日仕事なので面会時間ギリギリまでいることにする。

にいに酸素マスクから嫌な臭いがするのかマスクを嫌がる。半覚醒なので幼児のように嫌がっていた。だんだん目は覚めて来たようだ。パパも安心して病室を後にした。


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