『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

幼稚園の2歳児ルームへ「12月編」(1)

12月11日月曜日。
今日は入園が内定している幼稚園の2歳児ルームの日だった。
今日は年内最後のルーム。そして12月という事でクリスマス会➕昼食会(自由参加)をするという。昼食会に参加するならば自分の分と次男のお弁当を用意しなければならない。告別式後初めての月曜日ということもあって今日は誰も助けてくれない。幸い適当な食材➕サラダ(昨晩の残り)はある。今まで子供や自分の弁当どころか満足な料理もしたことない。弁当に何を詰めるか‥‥‥‥次男のためやるしかない。





出来上がりはこんな感じになった。左の二つがパパつまり私のだ。右の二つが次男の分だ。

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次男はちくわとキュウリ、チーズが好きだったので、ちくわをカットし、小さく切ったキュウリとチーズをはめ込んだ。
母が用意しておいてくれた豚肉と鶏肉を味付けして炒めた。(どんな味付けしたか正確には覚えていない。しょっぱくした?生姜焼き?焼肉のタレをつけた?忘れた‥‥)
ふりかけが無かったのでお揃いで納豆をご飯にかけて出来上がり。
味見したところ最低限大人としては食べられる仕上がりにはなった。しかし、そもそも今までお弁当を作って出掛けたときは当然全てママの手作り。パパが作ったものは果たして食べてくれるかという不安がある。

直前の週末には親族が来てくれて料理の手ほどきを受けたが、慣れない手作業いきなりの弁当はいささか無茶だったか‥‥‥‥かなり不安が残ったが幼稚園に向けて出発した。
※なお、長男と長女は小学校がまだ忌引でお休みのため、家で留守番だ。朝はみんなで朝食、洗濯とバタバタだったが何とか長男長女の協力もあって一通りやってきた。





幼稚園に着いた。長男長女が通っていた幼稚園だったので私も間取り等は慣れていたが、まず「上履き・スリッパ」が必要だった。また、次男の名札、タオル、出席カード全部ない。持ち物を幼稚園に聞いておけば良かった‥‥‥‥

当然妻には聞けないことだが、後から思った。妻に「これどうするヤツ?あれなんだっけ?」と聞きたいこと確認したいことが山ほどある。妻の遺志、妻のやりたかったことも半分くらいしか分かってない。
ふと不安になる。これで良かったのか?妻の遺志はこうじゃないんじゃないか?とか妻はこんな風にはしたくないんじゃないかとか‥‥‥‥でももうどうしようもない。全部自分が決めていかなくてはならない。

長くなったので分けました。中編はこちら
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