『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

市役所に駆け込んだ

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12月4日は妻が亡くなってから初めての平日だった。葬儀屋の助けの元、死亡届を市役所に提出した。葬儀屋には「後で色々使うので何枚かコピーを取っておきます」と言われた。この時期は、誰しも本当に細かいところまで気が回らないだろうと思う。仕事としてサービスの一環でやっていると言えばそれまでだが非常に助かった。

自分の仕事についてだが忌引は10日間、その後しばらく休暇を貰えるというが、その後は?次男は来春幼稚園入園が内定していたが、それまでの間自宅保育の予定だった。来年1月以降のことを考えなくてはいけないと思った。またここで、妻が居ないことを受け入れられないと言いながら、妻が居なくなったことをさも淡々と受け止めてるような気がして自己嫌悪する。





午後、市役所の保育運営課に相談に訪れた。「自宅で次男を保育していた妻が亡くなった。来年1月以降仕事に復帰したい。どうしたらいいか」と相談した。担当者は「それなら空きの出来た保育園に中途で申込みが出来るのですが来年1月の保育園申込は明日までです。どうしますか」と聞かれた。急な話ではあるが来て良かったという思い半分、保育園について素人だった私は困惑した。ただ、1月以降次男を預け仕事に復帰するにはそれしかないか。実家の母の助けも得られるが、60代後半という年齢、足腰、特に膝が悪く杖をついて歩いている母にあまり頼りきりには慣れない。そう思った。

市役所の担当者は私の状況を聞き、親切に二、三候補を挙げてくれた。そのまま通勤するので駅に近い保育園をその場で必要な書類を書いて申し込んだ。就労証明等残りの書類は後日で構わないと言う。保育園一個は空きがあるので何とかなりそうだ。ただその保育園は3歳いっぱいまでが預かる上限とのこと。最長で平成31年春までだ。

ところで、幼稚園入園が内定している幼稚園はどうしようかと考えた。市役所の担当者に聞くとそこは来春からこども園に移行するという。ならば来春からそのこども園に保育を前提として転園出来るかどうか市役所の担当者に尋ねたら、「可能は可能だが、家庭状況を勘案し点数をつけて審査した結果によるので幼稚園として入園が内定していてもそれはそれで考慮はされない」と言われ、厳しい判断を迫られることになった。平成30年4月からの保育園申込み期限は年内だがもう少し先とのことなので熟慮して決めようと思いその日はそれで市役所を後にした。


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