『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

入園式後夕食会にて

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続きになります。

4/14夜
こじゃれたつもりはなかったが、入園式の疲れもあったのと、けんけんの入園式祝とねえねの誕生日が近く、近所のレストランからケーキ🎂サービスのハガキが来ていたのでレストランで夕食を食べることにした。
特に予約を取ったわけでもなく土曜日の夜なので、そこそこ混んでいて、多少の待ち時間があったが10分くらいで案内された。順番が来て、席に案内されて向かう最中、けんけんが「ママは?ママはいないの?」と言い出した。




けんけんは、2歳10ヶ月で母親を喪った。今までは、不思議と「母親=ママ」を求める言動があまり無く、私は当然あるだろう心労の種が一つ減り助かっていたところがあった。魔の2歳児・反抗期真っ盛りに突然母親を喪っていたが‥‥‥‥‥‥

このレストランは以前から家族でよく行っていた場所だった。思えばハンバーグという単語を覚えたのもここのお子様ハンバーグがキッカケだったか‥‥‥‥そういえば2歳の誕生日のときも、にいにとけんけんの誕生日祝いでここでみんなでケーキを食べたし、その前のねえねやママの誕生日も、もちろんママと一緒に。

2016.5.17
ねえねとママの誕生日祝いのときの写真
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ホントに楽しそうにニコニコしていた

昨年暮れにも行ったがそのときは何も言わなかった。やはりにいにとけんけんの誕生日祝いなのでケーキも食べたが、我々大人はまだ、ママを喪い1月足らずのときだったので、暗澹とした雰囲気の中、にいにねえねもそんなにはしゃぐことなく、けんけんも空気を読んだか大人しかった(それでも子供達は嬉しそうに楽しんで食事をしていたが)




ママと行った思い出のレストランだったからか、はたまた、今日の入園式や、最近の周りの風景、「周りの子はいつもママがお迎えなのに自分はいつもいつもいつもパパ」「ママがいない」ことに対する反応が出てきたか‥‥

私は思わず気持ちが暗澹としかけたが、この日はけんけんがそれ以上「ママ」に言及することは無かったのでほっと胸をなでおろした。この日は。


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