『ママに会いたい』【死別した家の非日常と日常の話】

2017年12月1日、最愛の妻と死別し、突如父子家庭となり11歳の長男、10歳の長女、3歳の次男の子育てに悪戦苦闘しながら、前に進んだり後ろを向いたり横を向いたりする日々を綴る雑記ブログでである。

幼稚園の2歳児ルームへ「12月編」(2)

幼稚園の2歳児ルーム。
今日は12月。クリスマス会をやるという。まず、子供の欲しい物を書いて欲しいと言われ、次男の顔色を伺う。まさか「ママに会いたい」などと言いやしないかとビクビクしたが、次男は「クリスマスプレゼントは車のおもちゃ!が欲しい」と言った。思わず、ホッとした。

「車のおもちゃ」と紙に書きお手製の長靴に入れる。すると、「今日幼稚園にサンタさんが来る🎅!そのサンタさんに、希望を伝えクリスマスの日にプレゼントを貰おう!」とのこと。何のことはない。当たり前だが買うのは私だ(笑)まあいい。





サンタさんがやってくる⁉️次男もテンションが上がる。しばし待ち‥‥‥‥現れたのはサンタの格好をした幼稚園の男性教諭だった‥‥(ありがちな幼稚園あるある)が、次男ら幼児達は沸いている‥‥かと思いきやまだ幼い子は怖がったりもしてる。次男は‥‥微妙な反応だった。次男はまだ集団生活や私達親以外の大人に慣れておらず人見知りをしてしまい、「パパ抱っこして❗️」ばかりで歌ったり踊ったりがなかなか難しかったが、後半になると落ち着いてきたか少しずつ口を動かして声を出したり、先生の真似をして踊るようになった。

サンタさんと楽しいクリスマス会が終わると、昼食会である。一応自由参加なのでルームは一旦帰りの挨拶をする。所用などで帰る人がいたか定かではないが、帰りの挨拶がおわると子供達と手を洗う。その間先生がテーブルを並べて昼食会のセッティングをしてくれた。

適宜着席し、お弁当を開ける🍱次男が食べてくれるか心配だったが‥‥‥‥
「パパ美味しそう〜❣️」と言って勢いよく食べ始めた。嬉しい😂





周りはほとんど全員がママと一緒だ。
でもうちの子、次男はママが居ない。私の最愛の妻は居ない。
そう思うと、他の子のママ達が眩しく感じた。見た感じキレイなママと可愛い幼児という幸せそうな親子がそこにいた。
私達は‥‥‥確実にそう(幸せ)ではない。うちの子(次男)は2歳(当時)にして母親を喪った。一般的な幼稚園に通う幼児で母親と死別している子はそうそういない。この子に与えられた運命が過酷なものだと思わざるを得ない。

しばしランチの時間は経過し

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次男と一緒に食べたお弁当

私と次男は美味しくお弁当を食べることが出来た。次男には少々多い量だと思ったがほとんど完食してくれた。健気な子だ。そう感じた。

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